モルタルの外壁塗装はどう進める? 劣化サインや塗装のメリットを知ろう

お気軽にお問い合わせください お見積り依頼・ご相談はこちら  webからのお問い合わせは 365日 24時間受付
blog

モルタルの外壁塗装はどう進める? 劣化サインや塗装のメリットを知ろう

  • リフォームコラム
モルタルの外壁塗装 特徴や工法・工期をご紹介します

モルタルの外壁はどのようにメンテナンスすれば良いのでしょうか。

昨今はサイディング材を使った外壁が普及していますが、

築30年、40年のお住まいでは、モルタルの外壁で吹き付けタイルで仕上げられているケースも多いです。

こちらのページでは、
ひび割れが目立ってきた」「モルタルの外壁塗装はいくらかかる?
とお悩みの方にご参考いただける、

モルタルの外壁の特徴や仕上げ方法、外壁塗装の費用などをご紹介します。


モルタル外壁の特徴



モルタルの外壁はセメントや砂、水などを混ぜて作られるモルタルを外壁に使っています。

強度が高く耐久性に優れていて、壁の凸凹を均等に整え、外壁の仕上がりを美しくする効果があります。

しかし、モルタル下地の外壁は長期間にわたって雨風や紫外線にさらされることで、劣化してしまいます。

また、モルタルの外壁は水分を吸収しやすいので、冬場に凍結してひび割れや浮きが起きやすくなります。

そのため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。

塗装時は適切な塗料を選ぶことも重要で、外壁の素材や環境に合わせた塗料を選ばなければなりません

塗装メンテナンスを適切に行うことで、外壁の寿命を延ばし、美しさを保つことができます。



劣化のサイン メンテナンスの目安

モルタル下地の外壁は、劣化すると塗料がはがれたり、ひび割れが生じたりします。具体的にはこのようなサインが見られたら、早めのメンテナンスが必要です。

  • ●手に粉が付く チョーキング現象が起きている
  • ●苔やカビが発生している
  • ●大きな亀裂がある
  • ●表面がバラバラと剥がれている
  • ●散水すると吸収する


モルタル外壁の塗装メンテナンスは、一般的に5年~10年に1度程度が目安です。
地域や気候条件、建物の使用状況によって異なりますので、定期的に状態を確認しましょう。



外壁塗装をするメリット

モルタルの外壁はサイディング材よりも、早い周期でメンテナンスしなければなりません。

費用はかかりますが、外壁塗装することで以下のメリットがあります。


外観が美しくなる
●劣化や汚れ、ひび割れを防止できる
耐久性が向上し、長期間メンテナンスが不要になる

モルタル外壁塗装のメンテナンス方法としては、定期的な洗浄が重要です。

洗浄には、高圧洗浄機を使用することがおすすめです。また、塗膜の劣化やひび割れが見つかった場合は、早めに修繕することが大切です。

塗装専門業者に依頼することで、適切なメンテナンスが行われ、外壁の寿命を延ばすことができます



モルタル外壁塗装時の注意点

モルタル下地は水分を吸い込みやすく、塗料が膨らんでしまうことがあります。

そのため、塗装前にしっかりと補修することが必要です。

また、耐久性の高い塗料を選ぶことも重要です。

他にも、表面が凹凸になっていることで、塗料のムラや塗り残しが起きやすいといった注意点があります。

塗装はDIYなどで行わず、専門業者に依頼しローラーや刷毛を使って、隅々まで均一に塗ってもらうようにしましょう。

モルタルの外壁ではない場合

ご自宅がこの様な仕上がりではない場合、モルタルの外壁ではなくサイディング材が使用されているかもしれません。

サイディングの外壁塗装についてはこちらのページをご覧ください。

>>サイディングの外壁塗装ポイント


モルタル外壁塗装の施工手順



モルタル外壁塗装は、高圧洗浄、修復・下地調整、下塗り、中塗り、上塗りの4つの工程で構成されています。

高圧洗浄

外壁の汚れを落とします。高圧洗浄機を使って、汚れをしっかりと落とします。

修復・下地調整

外壁の傷や割れを修復します。モルタル下地には、傷や割れがある場合があります。その場合は修復材を使って修復します。

また、汚れや劣化した部分を除去し、表面を整えます。

下塗り

下地を保護するための下地処理剤を塗布します。

中塗り

下塗りと上塗りの間に塗布され、塗膜の密着性や耐久性を高めます。

上塗り

最後に上塗りで仕上げを施します。主に以下3点の仕上げ方法で施工されます。

リシン仕上げ

樹脂やセメント・着色剤などを混ぜたものに石や砂などの細かい素材を加えて、吹き付けることで仕上げる方法です。

安価で工期が短く、通気性・透湿性が高いといった特長があります。

ひび割れやすい薄い塗膜と、汚れがつきやすい凹凸の隙間がデメリットです。

吹き付けタイル仕上げとは

吹き付けタイル仕上げとは、モルタル下地の外壁に吹き付けることでタイルのような風合いを出す方法です。

滑らかな仕上がりになるのが特長で、他の仕上げより比較的汚れにくい性質があります。

また、上塗り塗料で耐用年数が変わります。

スタッコ仕上げとは

スタッコ仕上げとは、モルタル下地に石灰や砂などの素材を混ぜたもので、美しい質感や艶消しが特長です。

専用の吹き付けガンで厚塗り塗材を吹き付けて、石造建築風の凹凸模様を表面に作ります。


塗料の種類



モルタルの外壁には、耐久性や防水性能を重視するために塗料選びが重要です。

一般的には、シリコン系塗料やフッ素樹脂系塗料がおすすめです。モルタルの外壁に合う塗料は、次のようなものがあります。

●シリコン系塗料:耐久性や防水性に優れ、汚れにくい
●ウレタン系塗料:弾力性や耐衝撃性に優れ、ひび割れにくい
●フッ素系塗料:耐候性や耐汚染性に優れ、色あせにくい

塗料の種類によって、価格や施工方法も異なります。自分の予算や希望に合わせて、適切な塗料を選ぶことが大切です。


モルタル外壁塗装の費用と工期

モルタルの外壁は、塗装メンテナンスを定期的に行うことで美しい状態を保つことができます。

塗装の費用は塗料の種類や面積、工事内容によって異なりますが、平均的な費用は約3,000円~6,000円/平米程度です。

工期は天候や工事内容によって異なりますが、一般的には約2週間から3週間程度となります。

部分的な補修



ひび割れだけ補修

見た目が気になる場合は、小さなひび割れ程度でも補修してしまいたいですよね。

ひび割れ周りの汚れを落とし、補修材を充填、ヘラで補修材を平らにして、固まったら補修完了です。

補修箇所のサイズによりますが、1カ所あたり約10,000~30,000円ほどになります。

塗膜の浮きや剥がれの補修

モルタル外壁の塗膜が剥がれたり浮いたりした箇所は、塗装や左官補修で直します。

汚れを落として砂骨ローラーで下塗り材を塗り、上塗りをして完成です。場合によっては、モルタルを造り直すこともあります。

この様な部分補修は応急処置であり、補修だけでは劣化が止まりません。

補修だけでは根本的な解決にならず、別の場所も劣化してしまいます。劣化を防ぎ長持ちさせるには、外壁全体の塗装が必要です



モルタルの外壁塗装ポイントをご紹介しました。気に入ったデザインや美観を保つためには、定期的なメンテナンスが重要です。

劣化や塗膜の剥がれ、防水性の劣化を放置することで、お住まいの内部にまで悪影響を及ぼします。

劣化サインが出ているモルタル外壁のメンテナンスを10年以上行っていないという方は、ぜひガスリビング三重にご相談くださいませ。

ホームページでは、施工事例を多数掲載しています。ぜひこちらもご覧くださいませ。

   
モルタルの外壁塗装はどう進める? 劣化サインや塗装のメリットを知ろう