補助金対象【節湯水栓】にリフォームしませんか?
- リフォームコラム
補助金を活用してお得に節湯水栓リフォームをしませんか?
節湯水栓にする事で、水道料金の節約やCO2排出量の削減できます。
さらに、手をかざすだけで水が出る機能があったりと、暮らしがより快適になるでしょう。
こちらの記事では補助金対象となる種類の紹介から、リフォームの手続きと注意点について詳しく解説します。
目次
節湯水栓とは?
節湯水栓とは、水道料金の節約やCO2排出量の削減を目的として、従来型の水栓よりも吐水量を抑えた水栓のことです。
環境への配慮だけでなく、水道料金の削減にも繋がるので経済的にもメリットがあります。
節湯水栓は、建築物省エネ法によって基準が定められています。
仕組みの違いによって「節湯A1」「節湯B1」「節湯C1」に分けられています。
一部には「エアインシャー」機能が搭されており、空気を混ぜて水を流すことで、シャワー時間でも水の使用量を大幅減らすことが可能です。
また、「ストップ」がある節湯水栓は、水を出しっぱなしにせずに一時停止することができ、調理中や洗面所での使用時などに便利です。
節湯水栓の種類はデザインや仕組みの違いでラインナップされているので、ライフスタイルや予算に合わせて選びましょう。
種類と節水効果
節湯A1
節水効果:キッチン9% シャワー20%
節湯の仕組み:手元止水機構
対象:キッチン用、浴室用、洗面所用
節湯B1
節水効果:シャワー15%
節湯の仕組み:小流量吐水機構
対象:主に浴室用
節湯C1
節水効果:キッチン30% 洗面30%
節湯の仕組み:水優先吐水機構
対象:キッチン用、浴室用、洗面所用
「節湯A1」「節湯B1」「節湯C1」のいずれの基準も、国土交通省が定める「建築物省エネ法における節湯基準」に基づいています。
この基準を満たした水栓は、性能が保障されているため、安心して使用することができます。
また、こ国や自治体から補助金の対象となる場合があります。
補助金制度を活用することで、費用を抑えたリフォームが可能です。
リフォームによるメリット
節湯水栓リフォームをすることで得られる4つのメリットをご紹介します。
水道料金の節約
節湯水栓は、従来型の水栓に比べて吐水量が少ないため、水道料金の節約につながります。
具体的な節水効果や水道料金の節約額は、使用状況や水栓の種類によって異なります。
一般的な家庭では、年間数千円から数万円程度の節水効果があります。
CO2排出量の削減
水道水を温めるためには、電気やガスなどのエネルギーが必要です。
節湯水栓を使用することで、水道水の使用量が減るため、エネルギーの消費量も減り、CO2排出量の削減につながります。
年間数百kgから数トン程度のCO2排出量の削減ができます。
節水意識の向上
節湯水栓を設置することで、水の使用量や節水の重要性に気づくきっかけになります。
節水意識が高まることで、普段の生活の中で節水を心がけるようになるでしょう。
デザイン性や機能性の向上
最近の節湯水栓は、デザイン性や機能性に優れた製品も多くなっています。
従来型の水栓よりもスタイリッシュなデザインや、使いやすい機能が搭載されている製品を選ぶのも良いでしょう。
節湯水栓の種類
節湯水栓には補助金がありますが、全て補助対象となるわけではありません。
国土交通省が定める「住宅用水栓の性能評価基準」に基づいて、節水効果の高い特定の種類が補助金対象となっています。
補助金対象となる節湯水栓は以下となります。
シングルレバー水栓
キッチンや洗面所などで最も一般的な水栓です。
冷水と湯の流量を1つのレバーで調整できるため、操作が簡単で、水の温度調節がしやすいのが特徴です。
タッチレス水栓
手をかざすだけで水が出ます。
手を触れずに水を出すことができるため、衛生的で、水の出しっ放しを防止。
また、手を洗う際にも、手を触れずに水を出すことができるため、衛生面も優れています。
センサー混合水栓
手をかざすだけで水と湯が混ざった水が出ます。
手元で水の温度調節をする必要がなく、水の出しっ放しを防ぐことができます。
また、湯温調整ができるので、好みの温度で快適に使用できます。
流量調整機能付き水栓
吐水量を調整できる水栓です。 吐水量を抑えることで、節水効果が期待できます。
また、水圧が弱い場合でも、適切な水量で使用することができます。
混合栓
冷水と湯を別々に出せる水栓です。 湯の温度を細かく調整できるため、自分好みの温度で快適に使用することができます。
また、洗面所で手を洗う際に、冷水と湯を使い分けたい場合などに便利です。
キッチン用、浴室用、洗面所用などの用途に応じて、補助金対象の種類があるので、詳しくは国土交通省が定める「住宅用水栓の性能評価基準」で確認すると良いでしょう。
また補助金制度の対象となる水栓は、国や自治体によって異なる場合があります。
補助金制度を利用する場合は、事前に対象となる水栓の確認が必要です。
補助金を利用したリフォームの手続きと注意点
補助金を利用して節湯水栓のリフォームを行う際の手続きと注意点について詳しく説明します。
1.補助金制度の確認
まず、利用したい補助金制度の対象となるかどうかを確認しましょう。 節湯水栓の補助金は、国や自治体によってさまざまな種類があります。
また、補助金の対象となる工事や条件は、制度によって異なります。
2.リフォーム業者の選定
補助金制度を利用するには、補助事業に登録しているリフォーム業者に依頼する必要があります。
補助事業に登録しているリフォーム業者は、国や自治体のウェブサイトで確認できます。
3.見積と契約
リフォーム業者と施工について相談し、見積もり出しや契約を進めましょう。 見積書には、工事の内容や費用、補助金の額などが記載されている必要があります。
4.工事の実施
補助金対象の商材・リフォーム工事を行います。補助金によって異なりますが、着工後に補助金の予約申請ができる場合があります。
5.補助金の申請と交付
施工が完了したら、交付の申請を進めます。
補助金の予算上限が近い場合は、申請件数次第で締め切られてしまうこともあります。
利用されたい補助金の締め切りや予算状況も確認するようにしましょう。
◆注意点
手続きにミスがあれば、補助金が受けられない可能性もあります。
- ●補助金の対象となる商材や施工条件を必ず確認する
- ●補助事業に登録しているリフォーム業者に依頼する
- ●見積書に記載されている内容をよく確認する
- ●期限内に申請されているか、また審査状況を確認する
補助金の対象となる工事や条件を満たしていないと、補助金の交付を受けることができないため、注意が必要です。
節湯水栓についての基礎知識や、補助金対象の種類、設置のメリットなどをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
節湯水栓リフォームは「子育てエコホーム」の補助金を使う事ができます。
対象の商品設置で申請できる補助金額は、5000円/台となっています。
上限予算が決まっていますので、節湯水栓へのリフォームをご検討中の方はお早めにご相談ください。