トイレリフォームにかかる時間は?
- リフォームコラム
トイレリフォームを検討してるけど、「実際はリフォームにどのくらい時間がかかるの?」と、工事時間や期間を気にする方も多いでしょう。
トイレリフォームにかかる期間は、工事の内容や状況によって変動します。
こちらの記事ではリフォーム内容別に、工事期間をご紹介します。
リフォームの検討から完工までの一連の流れで、具体的な日数や時間もご紹介します。
目次
便座だけ交換するのにかかる時間
トイレリフォームでは、便座の交換のみをする場合もあれば、トイレ本体の交換や、床や壁の改修などを行う場合もあります。
工事の内容によって工事期間は大きく異なりますが、便座交換のみであれば、30分~2時間程度が目安です。
便座交換は比較的簡単な工事であるため、DIYで行うことも可能です。
しかし、取り付け方法を間違えると、水漏れや正常に機能しない場合もあります。
リフォーム業者に依頼する場合は、作業のスケジュールや料金について事前に相談し、信頼性のある業者を選びましょう。
【便座のみ交換の際の注意点】
便座交換をする際に、交換できないトイレの種類が3つありますので、ご紹介します。
お家にあるトイレの種類はどのタイプなのかを、トイレリフォームをする前にしっかりと確認しておきましょう。
一体型トイレ
一体型トイレは、便器と便座、そしてタンクが一体化しているトイレのタイプです。
便座のみの交換が出来ず、便器ごと交換する必要があります。
タンクと便器の間の隙間がないため、埃や汚れがたまりにくく、清潔を保ちやすいという特徴があります。
タンクレストイレ
タンクがないため、見た目がスッキリとしています。
タンクに水がたまるまで待つ必要がなく、連続で水を流すことができるため、使い勝手が良いトイレです。
便器の後ろに貯水タンクがなく、便器とタンクが一体化しているため、便座のみの交換はできません。
分離型・組み合わせトイレ
トイレの「タンク」「便器」「便座」それぞれのパーツが別々に組み合わさっているタイプのトイレです。
分離型・組み合わせトイレは、一体型トイレに比べて価格が手ごろな傾向があります。
また、部分的な(便座・便器・タンク)交換ができます。
部分的な交換であれば、比較的安価でトイレリフォームしていただけます。
トイレリフォーム本体交換にかかる時間
トイレ本体交換のみをする場合の工事期間は、一般的には、2~3時間程度からです。
工事の進行状況や問題の発生によって、時間は異なるのでご注意ください。
種類別の工事時間
●組合せ便器…2~3時間程度
●一体型トイレ…半日程度
●タンクレストイレ…約1~2日程度
トイレ本体の時間短縮術
工事日を平日にスケジュールする
土日祝日に工事予約をとろうとすると、平日よりも混んでいる為、工事期間が長くなる可能性があります。
平日は比較的に工事の予約が空いている為、トイレリフォームの工事期間を短縮することができます。
推奨セット・商品にする
メーカーやリフォーム業者が推奨、キャンペーン開催しているトイレ商品セットを選んだ場合、工事ややり取りの工程がスムーズなケースが多いです。
基本的なトイレ機能で済む場合は、メーカーや業者がおすすめしている商品で施工を進めるのも良いでしょう。
工事期間を短縮したい場合は、工事日を平日に設定したり、メーカー・リフォーム業者推奨の便座を取り付けるトイレリフォームがおすすめです。
和風から洋風トイレにリフォーム
和式トイレから洋式トイレへのリフォームでかかる時間の目安は、通常2~5日程度です。
排水管の接続や床の張り替え、壁の補修などの工程は、トイレの設置場所や状態によって、工事内容や工期が異なる場合がありますのでご注意ください。
工事期間が長くなる要因は、こちらの3点が多い傾向があります。
①床に段差がある
②排水管が古く、交換が必要
③床の張り替えや壁の補修が必要
トイレリフォームのお問い合わせやご相談をされる前に、リフォームされるトイレの本体以外の状況もチェックしましょう。
また、簡易的な方法で和式トイレを洋式トイレにリフォームすることも可能です。
この方法は、既存の和式トイレの上に、洋式便座を設置するだけの方法です。
この方法であれば、工事期間は1~2日程度で済みます。
ただし、床に段差が残ったり、便座のズレなどが発生しやすいので、長期的に快適にお過ごしいただくトイレリフォームがおすすめです。
和式から洋式トイレにリフォームする注意点
補助金の確認
介護のため和式トイレから、バリアフリー付きの洋式にトイレリフォームをしたいという事であれば、介護保険や自治体の補助金を利用できるケースもあります。
自治体やリフォーム箇所よって条件がありますので、リフォーム前に諸条件をご確認ください。
室内奥行きの確保
洋式トイレは、和式トイレよりも室内奥行きが必要です。
洋式トイレの奥行きは、便器のサイズによって異なります。
便器のサイズは、メーカーや製品によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
コンセントを確保しておく
洋式トイレに必ず必須なので、便座用の電源コンセントです。
既存の和式トイレやトイレ内にコンセントがないと、洋式トイレをすることができないため、別途でコンセント設置をする必要があります。
また、ウォシュレットや暖房便座などの機能付き便座を設置する場合は、専用の電源コンセントが必要になる場合があります。
トイレへリフォームの流れと必要期間・時間
比較検討から、トイレリフォーム完了までの流れと日数
1.リフォームの目的や予算を決める(1日~)
まずは、リフォームの目的や予算を決めましょう。
目的は、トイレの使い勝手を良くしたい、デザインを変更したい、バリアフリー化したいなどさまざまです。
リフォームにかかる費用は、箇所や工法によって大きく異なるので、希望するトイレリフォームと予算などをご家族で確認しましょう。
2.リフォーム業者を探す(1日~2週間)
リフォーム業者を探す際は、ホームページに掲載されている施工事例やキャンペーン、顧客アンケートなどを確認しましょう。
口コミサイトの評価も参考になりますが、ショールームや店舗がある場合は、実際に出向いてスタッフや社員の様子を直接見ていただくのも良いでしょう。
3.見積もりを出してもらう(1日~)
多くのリフォーム業者では、リフォームを希望されるトイレを実際に調査してから見積もりを作成します。
修理や改修のご希望をお伺いするだけでなく、追加工事が必要かどうかもチェックいたします。
便座のみ交換のご希望でも、トイレの状態によっては、本体ごとの交換や追加工事が必要になる場合もあります。
現地調査をしっかり行うことで、リフォーム内容や費用を正確に把握することができるのです。
4.契約をする(1日~)
リフォーム業者との契約前は、見積もり項目で不明点が無いように、見積書をよく確認しましょう。
費用は工事完了・引き渡し後の支払いが一般的ですが、一括で前払いを要求してくる場合は、悪徳業者の危険性があります。お気を付けください。
5.工事開始~完工:(1日~5日)
工事内容によって日数は変動しますが、簡易的な工事ですと約1日で完了します。
トイレリフォーム中はご使用いただけませんので、3日以上かかってしまうような大きい工事の場合は、仮設トイレの設置などもご検討くださいませ。
リフォーム工事後は、引き渡しの確認を行い、工事完了となります。
いかがでしたでしょうか。トイレリフォームにかかる時間を工事別にご紹介しました。
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